9日目(最終日):
さようなら!ラスベガス!
ラスベガス→サンノゼ (1998/1/4)
長かった旅行もいよいよ今日が最終日。ゆっくり起きて、チェックアウト。荷物をホテルに預けて、隣のホテル、
トレジャーアイランドのバフェに行く。トレジャーアイランドまではトラム(2両編成の小ぶりな電車)が無料で
走っているのでそれに乗る。
トレジャーアイランドのバフェは、まあまあおいしく、二人で$19.24。普通ならこれで十分満足できる内容であるが、
リオスイート、ミラージと比べると品数が少なく、どうしても見劣りしてしまう内容だった。
そのあと歩いてサーカスサーカスまで行く。中心部から少し離れているせいか、なんとなく賑わいに欠ける感じがする。
サーカスサーカスでは無料のサーカスを観た。メキシコから来たという3人組みが繰り広げる綱渡りをはらはらして観る。
イマジンで観たような完成されたアクロバットとは違い、人間味あふれる、ちょっと懐かしいような気持ちにもなる
良いサーカスだった。
サーカスサーカスでもルーレットにチャレンジ。$35を儲けた時点で終わり、昨日と通算して$64の儲けとなった。
サーカスサーカスではタダでサーカスを観て、トイレを借り、おまけに$35をもらって帰ってきたことになる。
こういう客ばかりだとホテルもたいへんだろう。
ラスベガスではいかにも豪華なホテル、奇抜なデザインのホテル、電飾に輝くホテルなどが建ち並び、
派手なアトラクションを無料で提供し、人もごった返していて、ホテル側にはお金がうなっているのかと思ってしまう
こともあったが、その一方で廃業して爆破を待つ予定のホテル、労働争議で従業員がストライキをしているホテルもあり、
その競争の激しさというものを感じた。ラスベガスのホテルならではの数々の特徴も、ホテル側が生き残りをかけた
苦し紛れの作戦だと思うと、なんとなく悲しい気がした。
フラミンゴヒルトンの日本食レストラン浜田で遅い昼食をとり、ミラージへ戻って荷物を受け取り空港へ向かう。
シャトルバスの運転手のお姉さんの愛想がよく、気分が良かった。ラスベガス空港17時25分発のサウスウェスト航空1653便で
予定通りサンノゼに向けて出発。空からはルクソー、ニューヨークニューヨーク、ミラージなどのホテルが見えた。
完
あとがきその1 旅行後クレジットカードの支払いを確認したところ、グランドキャニオンのロッジで、一泊分余分に
クレジットカードにチャージされているされていることが判明。電話をかけて事情を説明し、ようやく返金してもらったが、
クレジットカードの請求書はよく見ておかないとこういうこともあって油断ができない。
あとがきその2 レンタカーの割れたガラス代の件については後日連絡があり、割れた個所が小さかったということで、
$25支払うだけで済んだ。