1日目その2:
感激、バッファローと対面!
マンモスホットスプリング→グラントヴィレッジ (1998/5/23その2)
水が枯れてしまったところが一部あった。通りがかった観光客のお兄さんによると、そこも以前は温泉が流れていて、
もっときれいなテラスだったとのこと。温泉の流れは日に日に変わるということだ。
このあと今日の宿泊先グラントヴィレッジまでは少し距離があるため、売店でグレープフルーツジュースを買って
少し休憩した後、先を急ぐ。今晩のレストラン(グラントヴィレッジ)が予約制だということなので、
ここから電話で予約を入れておいた。
アッパーテラス・ドライブという観光道路を通り、テラスマウンテンを上の方からもう一度見学した後、
テラスマウンテンに別れを告げ、イエローストーンの大自然の中を走る。道はそれほど広いわけではないが、
山あり、川あり、滝あり、湖あり、あちこち湯気がでていたり、自然がいっぱいだ。
途中で野生動物に何度も出会った。野生動物がいると、車が停まっているのですぐにわかる。
シカを何度か見たあと、とうとうバッファローを目にすることができた。
遠くの方にノソノソ動く大きな物体はバッファローに違いない。感激。望遠で写真を撮る。
またしばらく走っているうちに、なんと、バッファローが今度は道路のすぐ横、5mくらいのところまで来ていた。
これはすごい。手が届きそうだ。バッファローの目が大きく真ん丸で、意外にかわいいことに気づき、
ペコさんさらにエキサイティング。その穏やかそうな目に惹かれるように車を降りようとしたペコさんを制止する。
途中、オールドフェイスフルのビジターセンターを訪ねるが、もうすでに閉まっていた。
ビジターセンターのすぐ近くにある、世界最大のログキャビン風のホテルと言われている、
オールドフェイスフル・インに立ち寄る。出発前に予約したが満員で泊まれなかったところだ。
確かに風格のある立派な建物だ。オールドフェイスフルにはまた明日来ることになっている。
トイレだけを借りて、一路今日の宿、グラントヴィレッジへ向かう。
8時半頃グラントヴィレッジに到着。イエローストーン・レイクという湖が見えるレストランでディナーを食べる。
何組かの人が待っていたが、予約を入れていたこともあったのか、先に席に通してもらった。
ペコさんはスパゲッティ、ぼくはステーキを注文。味の方は期待以上でも以下でもなかったが、
景色もサービスもよく、満足。料金もふたりで$33.97とまずまず良心的だ。
ロッジのフロントと、宿泊場所、レストランは、それぞれ少し離れた別棟にある。
チェックインで訪れたフロントのおじさんはとても親切で、今日見たシカの様子を説明すると、
おそらくそれはエルクという種類のシカだろうとか、バッファローのことはバイソンとも呼ぶとか、
ムースを見るにはグランドティトン国立公園へ行った方がよさそうだとか、
今は冬眠から覚めたクマが産卵に上ってくるマス(トラウト)を捕らえるために動き回り始める季節だとか、
いろいろやさしく教えてくれた。詳しくは明日朝ビジターセンターが開いてからレンジャーに聞いてみるよう
薦められた。
グラントヴィレッジは一泊$96と、普段泊まっているモーテルに比べて安くはないのだが、部屋もきれいで、まあ納得。
なによりもフロントのおじさんが親切なのがよかった。ということで一日目は終了。今日は外を歩いている時は雨が
ほとんど降らず助かったが、明日はどうか。